この記事では、闇に関するかっこいい言葉を紹介します。
この記事の内容
- 闇や黒のかっこいい言い方
- 影を表す漢字
- 英語やカタカナ
小説や漫画などの創作資料として使える、影や暗い雰囲気のある漢字や英語を一覧にしてまとめました。
記事の後半では創作に活かすためのポイントも解説しています。
目次
闇に関するかっこいい言葉!暗い雰囲気の漢字や英語・カタカナ
- 闇や黒のかっこいい言い方
- 影を表す漢字
- 英語やカタカナ
闇や黒のかっこいい言い方
- 漆桶(しっつう):漆を入れた桶のように真っ暗で何も見えないこと
- 暗黒(あんこく):暗い闇
- 黒闇(こくあん):暗い闇
- 暗闇(くらやみ):暗い闇
- 伏魔殿(ふくまでん):悪魔がひそむ場所
- 暗雲(あんうん):真っ黒い雲
- 憂悶(ゆうもん):思い悩むこと
- 沈鬱(ちんうつ):塞ぎ込み暗い様子
- 鬱然(うつぜん):暗い気分
- 鬱積(うっせき):晴れない様子
- 魔窟(まくつ):悪魔がひそむ場所
- 射干玉(ぬばたま):黒色のこと。ぬばたまの実の色
- 宵闇(よいやみ):宵の闇のこと
- 常闇(とこやみ):永遠の闇
- 幽暗/幽闇(ゆうあん):暗い様
- 深淵(しんえん):深い淵のこと
- 深潭(しんたん):深い淵のこと
- 暁闇(ぎょうあん):夜明け前の薄暗さ
- 暗晦(あんかい):暗いこと
- 浄暗(じょうあん):けがれがない暗闇
- 昏昏(こんこん):暗くて区別できない様子
- 黯淡(あんたん):暗くてはっきりしない
- 暗然(あんぜん):暗くてはっきりしないさま。心が塞がっている様子
- 淵底(えんてい):深いふかい水の底
- 逢魔時(おうまがとき):薄暗くなる時間
- 大禍時(おおまがとき):逢魔時の別名
- 暮夜(ぼや):夜のこと
- 闇(やみ):光が乏しい状態
- 骨炭(こつたん):骨を焼いて炭にしたもの
- 濡烏(ぬれがらす):女性の髪の色を表した言葉
- 漆黒(しっこく):黒くて艶があること
- 呂色(ろいろ):深い黒い色のこと
- 黒檀(こくたん):非常に濃い黒色を持つ木
- 紫黒(しこく):紫がかった黒
- 日食(にっしょく):月が太陽を遮り光を妨げる現象
- 晦冥(かいめい):辺りが暗くなること
- 黒橡(くろつるばみ):青みがかった黒
- 幽鬼(ゆうき):亡霊のこと
- 蝙蝠(こうもり):コウモリのこと
- 八咫烏(やたがらす):日本神話に登場するカラス
- 黄昏(たそがれ):夕方のこと
- 薄暮(はくぼ):黄昏の別名
- 夕闇(ゆうやみ):夕方のこと
- 残陽(ざんよう):沈もうとする太陽のこと
- 落暉(らっき):沈んでゆく太陽
- 落陽(らくよう):沈もうとする太陽のこと
- 落日(らくじつ):沈もうとする太陽のこと
- 終焉(しゅうえん):終わり
- 盈虚(えいきょ):月の満ち欠け
- 黒甜郷裏(こくてん):昼寝のこと
- 昏天黒地(こんてんこくち):真っ暗な様子
- 蒼然(そうぜん):薄暗くぼんやりしているさま
- 残夜(ざんや):まだ暗さが残る夜明け
- 夜陰(やいん):夜の闇
- 長夜(ちょうや):長い夜のこと
- 疑懼(ぎく):疑うこと
- 深部(しんぶ):深いところ
- 深奥(しんおう):深い奥
- 百鬼夜行(ひゃっきやこう):妖怪が練り歩くこと
- 虚無(きょむ):何もないこと
- 空虚(くうきょ):何もないこと
- 暗夜(あんや):夜の闇
- 極夜(きょくや):太陽が沈んだ状態
- 冷暗(れいあん):光が差さない冷たい場所
- 瞑目(めいもく):目をつむること
- 奈落(ならく):どん底
- 冥界(めいかい):あの世のこと
- 冥府(めいふ):あの世のこと
- 冥土(めいど):あの世のこと
- 幽界(ゆうかい):あの世のこと
影を表す単語
- 影(かげ):物体に光が当たらないことでできる暗い部分や形
- 陰影(いんえい):影のこと
- 隻影(せきえい):たった一つの影
- 孤影(こえい):ひとり寂しい姿。影
- 残像(ざんぞう):強い光をみた後に視界に一時的に残る像
- 形影(けいえい):ものの影
- 斜影(しゃえい):斜めに映って見える影
- 火影(ほかげ):火の影
- 影法師(かげぼうし):影のこと
- 暗影(あんえい):影のこと
- 影踏み鬼(かげふみおに):影を利用した遊び
英語やカタカナ
- Night(ナイト):英語で「夜」
- Darkness(ダーキネス):英語で「暗闇」
- Shadow(シャドウ):英語で「影」
- Noir(ノワール):フランス語で「黒、闇」
- Nuit(ニュイ):フランス語で「夜」
- Sombre(ソンブル):フランス語で「薄暗い、陰鬱な」
- Oscuro(オスクロ):スペイン語で「暗い」
- Noche(ノーチェ):スペイン語で「夜」
- Tenebre(テネブレ):イタリア語で「闇、深い暗闇」
- Dunkel(ドゥンケル):ドイツ語で「暗い」
- Finsternis(フィンスターニス):ドイツ語で「暗黒」
- Anochecer(アノチェセール):スペイン語で「日暮れ、夜になること」
- Crepuscule(クレピュスキュール):フランス語で「たそがれ」
- Twilight(トワイライト):英語で「薄暮、たそがれ」
- Midnight(ミッドナイト):英語で「真夜中」
- Stygian(スティジアン):英語で「冥界のような深い闇」
- Caliginous(カリジナス):英語で「暗く陰気な」
- Nyx(ニュクス):ギリシャ神話の夜の女神
- Erebus(エレボス):ギリシャ神話の「深い闇」や冥界の神
- Hades(ハデス):ギリシャ神話で冥界自体やその支配者の名
- Nótt(ノット):北欧神話の夜の女神
- Yama(ヤマ):ヒンドゥー神話の死と夜の神
- Ratri(ラートリ):インド神話の夜の女神
闇に関するかっこいい言葉!創作に活かすポイント
今回紹介した、闇に関するかっこいい言葉リストを小説や漫画などの創作に活用するためのポイントを解説します。
- イメージに合う言葉選び
- 黒色を際立たせる
イメージに合う言葉選び
闇や暗い雰囲気のある言葉を使うときは、作品のイメージに合った言葉選びをしましょう。
高校生が主人公の小説で難しい言葉を使ってもイメージに合いませんよね。
たとえば以下のような文章があったらどうでしょうか?
残夜の空に、東の空がわずかに明るみ始めた。
高校生が残夜なんて使わないでしょうから、少し違和感があります。
かっこいい言葉を使おうと思わずに小説のイメージに合った言葉を選んだほうが世界観に合いますよ。
黒色を際立たせる
闇や影のような黒いイメージを際立たせるために、他の色と組み合わせた表現もおすすめです。
- 「紫紺の闇」神秘的で上品な印象
- 「菫色の夜」美しく、どこか切ない雰囲気
- 「瑠璃色の暗がり」透明感のある美しさ
- 「藍染めの夜空」日本的で情緒豊か
- 「緋色の闇」血や炎を連想させる不穏さ
- 「翡翠の影」神秘的で東洋風の雰囲気
- 「琥珀色に染まる夕闇」ノスタルジックで温かみのある表現
光と闇のように対比させることも、小説表現の王道テクニックです。
昼間の陽だまりが嘘のように、夜は深い闇に包まれた。
街の明かりが途切れた瞬間、漆黒の森が口を開けて待っていた。
闇に関するかっこいい言葉104選:まとめ
闇に関するかっこいい言葉104選を紹介しました。
影や黒いイメージのある漢字は、暗い雰囲気やダークなテーマを描くのにぴったりです。
闇を表現するためにあえて反対の光や彩りを使うのも小説の文章をレベルアップさせる手法としておすすめですよ。
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