和風ファンタジーのかっこいい技名に使える言葉や単語一覧をまとめました。
この記事の内容
- 自然系の言葉
- 刀系の漢字
- 妖術系の単語
- 和風の花にまつわる言葉
- オリジナルの技名を考えるコツ
記事の後半では、オリジナルのかっこいい技名をつけるためのポイントも解説しています。
小説や漫画の創作資料としてお役立てください。
目次
【和風】かっこいい技名に使える言葉や単語一覧
和風ファンタジーのかっこいい技名に使いたい言葉をまとめました。
- 自然系の言葉
- 刀系の漢字
- 妖術系の単語
- 和風の花にまつわる言葉
自然系の言葉
- 雷鳴(らいめい):雷の轟き
- 疾風(しっぷう):速い風
- 霧雨(きりさめ):霧のように細かい雨
- 稲妻(いなずま):雷光
- 風神(ふうじん):風の神
- 雪華(せっか):雪の結晶
- 氷華(ひょうか):氷の結晶
- 霜刃(そうじん):霜のように鋭い刃
- 月影(つきかげ):月の光
- 夜叉(やしゃ):鬼神、戦闘の神
- 霞(かすみ):空気中の霞
- 雲雀(ひばり):空高く舞う鳥
- 流星(りゅうせい):流れ星
- 嵐(あらし):激しい風雨
- 落雷(らくらい):雷が落ちること
- 轟音(ごうおん):大きな音
- 旋風(せんぷう):渦巻く風
- 地裂(じれつ):地が裂ける
- 桜吹雪(さくらふぶき):桜の花びらが舞う様子
- 月下(げっか):月の下
- 夜明(よあけ):夜明け
- 黄昏(たそがれ):夕暮れ
- 雪解風(ゆきげかぜ):雪解けに吹く風
- 裂葉風(れつようふう):葉を裂く鋭い風
- 風巻(しまき):風が吹き上げる
- 級長戸ノ風(しなとのかぜ):風の異称の一つ
- 千波万波(せんぱばんぱ):いくつものの波が重なってできた波
- 玉屑(ぎょくせつ):雪の異称
- 天牢雪獄(てんろうせつごく):豪雪に埋もれること
- 涅槃雪(ねはんゆき):3月に降る雪のこと
- 叢時雨(むらしぐれ):降っては止み降っては止み降りやまない雨
- 重落(かさねおち):滝の別名
- 流星火(りゅうせいか):隕石のこと
- 焦熱(しょうねつ):焦げるような熱さのこと
- 残焔(ざんえん):消え残った火
- 灰神楽(はいかぐら):灰が舞い上がること
- 渦雷(からい):台風と伴う雷
- 霹靂(へきれき):急に鳴る激しい雷
- 霹靂神(はたたがみ):激しい雷
刀系の漢字
- 斬鉄(ざんてつ):鉄をも斬る
- 影縫(かげぬい):影を縫うように攻撃
- 飛燕(ひえん):燕のように素早い動き
- 瞬殺(しゅんさつ):瞬時に殺す
- 乱舞(らんぶ):乱れ舞うように攻撃
- 連撃(れんげき):連続で攻撃
- 居合(いあい):鞘から抜き放つ技
- 抜刀(ばっとう):刀を抜く動作
- 刃閃(はせん):刃のきらめき
- 真空斬(しんくうぎり):真空を作り出す斬撃
- 燕返(つばめがえし):燕のように返す技
- 風車(かざぐるま):風車のように回る
- 水月(すいげつ):水に映る月、虚像の技
- 鏡花(きょうか):鏡に映る花、幻の技
- 破軍(はぐん):軍隊を破る
妖術系の単語
- 鬼門(きもん):鬼の出入り口
- 妖力(ようりょく):妖しい力
- 魔刃(まじん):魔力を秘めた刃
- 邪気(じゃき):邪悪な気
- 霊力(れいりょく):霊的な力
- 神威(かむい):神の威光
- 魔幻(まげん):幻術
- 呪縛(じゅばく):呪いで縛る
- 怨念(おんねん):強い恨み
- 憑依(ひょうい):霊が乗り移る
- 妖霧(ようむ):妖しい霧
- 鬼眼(きがん):鬼の目
- 魔鏡(まきょう):魔力を秘めた鏡
- 刹那(せつな):一瞬
- 悠久(ゆうきゅう):はるかな時間
- 虚空(こくう):虚ろな空間
- 時空(じくう):時間と空間
- 無間(むげん):間のない状態、地獄の名
- 静寂(せいじゃく):静かな状態
- 混沌(こんとん):秩序のない状態
- 虚無(きょむ):何もない状態
- 輪廻(りんね):生まれ変わり
- 涅槃(ねはん):悟りの境地
- 天照(あまてらす):天を照らす
- 滅却(めっきゃく):消し去る
- 天翔(あまかける):天を翔ける
和風の花にまつわる言葉
- 花嵐(はなあらし):花を散らす嵐
- 花曇(はなぐもり):花の咲く頃の曇り空
- 花冷え(はなびえ):桜が咲く頃の寒さ
- 花明り(はなあかり):花の明かり
- 花影(かえい):花の影
- 花心(かしん):花の心
- 花魂(かこん):花の魂
- 飛花(ひか):舞い散る花
- 残花(ざんか):残った花
- 泥中蓮(でいちゅうれん):泥中の蓮
- 蓮華(れんげ):蓮の花
- 白蓮(はくれん):白い蓮
- 紅蓮(ぐれん):紅い蓮
- 富貴花(ふうきか):牡丹の別名
- 百花王(ひゃっかおう):牡丹の別名
- 八重椿(やえつばき):八重咲きの椿
- 乙女椿(おとめつばき):乙女椿の品種
- 菊慈童(きくじどう):菊の仙童
- 千本桜(せんぼんざくら):たくさんの桜
- 花吹雪(はなふぶき):桜が舞い散る様
【和風】かっこいい技名をオリジナルで考えるコツ
ここからはかっこいい技名をオリジナルで考えるポイントを解説します。
- 技名のパターン
- オリジナルで考えるコツ
技名のパターン
和風ファンタジーなどに登場するかっこいい技名には命名のパターンがいくつかあります。
まずは型に沿って考えてみるのも良いでしょう。
- 「○○流××の型」パターン
- 柳生流燕返しの型
- 神楽流朱雀舞の型
- 無明流鬼斬りの型
- 「××○○斬/撃」パターン
- 紫電一閃斬
- 業火連撃
- 「○○之××」パターン
- 雷神怒涛之術
- 氷華乱舞之技
- 風魔忍法之秘技
- 「奥義/秘伝+◯◯」パターン
- 禁断・煉獄業火
- 奥義・千本桜散
- 秘伝・龍神昇天
自分の作品の中で、統一した独自のパターンを考えるのもありです。鬼滅の刃で言えば「~の呼吸壱ノ型」のようなこと。
作品を象徴する型を作れると読者の印象に残りますよ。
オリジナルで考えるコツ
かっこいい技名をオリジナルで作るために意識するポイントを解説します。
- 音の響きを最重視する
- 技の特徴を名前に込める
- キャラクターとの一体感を演出
技名は字面だけではなく、声に出したときの響きも大切です。
- 濁音:「雷撃」「爆炎」など濁音は力強さを演出
- リズム感:「紫電一閃」「風林火山」など覚えやすい音数
また、良い技名は名前だけでどんな技かイメージさせる力があります。
- 一閃:素早い斬撃
- 連撃:連続攻撃
- 桜花爆散:桜が散るような美しい攻撃
- 氷華結界:氷の花が咲く防御技
使い手の性格やキャラクター性に合わせて技名を考えるのもおすすめです。
冷静なキャラなら「静寂」や「氷心」、山育ちなた「巌流」「山嵐」などイメージに合う技名をつけるとセットで印象に残りますよ。
【和風】かっこいい技名に使いたい言葉:まとめ
和風ファンタジーのかっこいい技名に使える言葉や漢字を紹介しました。
和風ファンタジーの世界で読者の心を掴む技名を作るには、技の威力や特徴、使い手のキャラクター性まで表現する役割があります。
今回紹介したリストを参考に読者の印象に残るかっこいい技名をオリジナルで考えてみてください。