小説や漫画などの創作で使える、キャラクターの性格テンプレート一覧をまとめました。
100種類の性格を4つのタイプに分類して紹介しています。
- 感情やコミュニケーション
- 価値観や思考パターン
- 社会性
- その他キャラ付け
- 決まらない時の考え方や配置バランス
後半では性格が決まらないときの具体的な考え方や、複数キャラのバランスの取り方を解説しています。
【創作】キャラクターの性格テンプレ一覧100種類
創作のキャラクター設定で使える性格テンプレート一覧を100つまとめて、4つのタイプに分類しています。
- 感情やコミュニケーション
- 価値観や思考パターン
- 社会性
- その他キャラ付け
感情やコミュニケーション
キャラクターが感情をどう表に出すか、人とどんな風に話すかはキャラの第一印象を決める部分です。
会話シーンで真っ先に読者の目に飛び込んでくる要素ですよね。
- 熱血漢:情熱的で真っ直ぐ、諦めない
- クーデレ:冷静沈着だが心を開くと優しい
- ツンデレ:素直になれず強がるが本当は優しい
- 天然ボケ:独特の世界観を持つマイペース
- 毒舌家:辛辣だが的確な指摘をする
- 臆病者:怖がりだが勇気を振り絞る瞬間がある
- お調子者:明るく社交的、場を盛り上げる
- 無口・寡黙:言葉少ないが行動で示す
- ナルシスト:自信過剰で自分大好き
- 癒し系:穏やかで周囲を和ませる
- ドジっ子:失敗が多いが憎めない
- 純粋無垢:世間知らずで疑うことを知らない
- シニカル:皮肉屋で斜に構えている
- ツッコミ役:冷静に突っ込む常識人
- ボケ役:天然でズレた発言をする
- 単純明快:わかりやすく裏表がない
- 引っ込み思案:内向的で人前が苦手
- 社交的:誰とでも仲良くなれる外向性
- 人見知り:初対面の人に緊張する
- 人懐っこい:すぐに人に懐く親しみやすさ
- 秘密主義:自分のことを明かさない
- オープン:何でも話す開けっぴろげ
- 短気:すぐ怒る気性の荒さ
- 温厚:めったに怒らない穏やかさ
- カッコつけ屋:見栄を張りがちな見栄っ張り
価値観や思考パターン
キャラクターの頭の中で、どんな考え方が渦巻いているのか。何を大切にして、どう物事を判断するのかを表すのがこのカテゴリーです。
表面的な言動の裏側にある、行動の動機や判断基準になる性格パターンをまとめました。
- 完璧主義者:何事も完璧を求める几帳面な性格
- 優等生:真面目で規則正しい模範的存在
- 不良・反抗的:権威に逆らうが義理堅い
- 天才肌:才能豊かだが努力を軽視しがち
- 努力家:才能はないが諦めず努力し続ける
- 理想主義者:高い理想を掲げ妥協しない
- 現実主義者:地に足ついた実利的判断をする
- ロマンチスト:夢見がちで感傷的
- 野心家:上昇志向が強く目標達成に貪欲
- 平和主義者:争いを嫌い調和を重んじる
- 好奇心旺盛:何にでも興味を示す探究者
- 慎重派:リスクを避け石橋を叩く
- 猪突猛進:考えるより先に行動する
- 優柔不断:決断が苦手で迷い続ける
- 義理人情に厚い:恩義を忘れず筋を通す
- 自由人:束縛を嫌い自分の道を行く
- 職人気質:一つのことに没頭する頑固者
- 策略家:頭脳明晰で計算高い
- ストイック:自分に厳しく禁欲的
- 享楽主義者:快楽を追求し今を楽しむ
- ペシミスト:悲観的で最悪を想定する
- オプティミスト:楽観的で前向き
- 神経質:細かいことが気になる心配性
- 大雑把:細かいことは気にしない豪快さ
- インテリ:知識豊富で理論的
- 体育会系:体を動かすのが好きな脳筋
- 芸術家肌:感性豊かで独創的
- 哲学的:物事の本質を問う思索家
- 刹那的:今この瞬間だけを生きる
- ロジカル:論理的思考で感情に流されない
社会性
人との距離感や、集団の中でどんな立ち回りをするのかを決める性格カテゴリー。
複数のキャラクターが絡み合うシーンでこの性格要素が活きてきます。
- 腹黒:表面は善良だが裏で策を巡らせる
- 二面性持ち:表と裏で全く違う顔を持つ
- メンヘラ気質:情緒不安定で依存的
- ヤンデレ:愛が歪んで執着・独占欲が強い
- 世話焼き:おせっかいだが面倒見が良い
- 負けず嫌い:競争心が強く勝ちにこだわる
- 協調性重視:チームワークを大切にする
- 一匹狼:群れず単独行動を好む
- リーダー気質:統率力があり先頭に立つ
- フォロワー気質:支える役割を好む
- プライドが高い:自尊心が強く屈辱を嫌う
- 謙虚:自分を低く見積もり控えめ
- 疑り深い:人を簡単に信じない慎重さ
- お人好し:騙されやすい善良さ
- 復讐鬼:恨みを忘れず復讐に燃える
- 赦す者:寛容で相手を許せる
- カリスマ:人を惹きつける不思議な魅力
- 地味で目立たない:存在感が薄い影の薄さ
- 目立ちたがり:注目されたい自己顕示欲強め
- 執念深い:一度決めたら諦めない粘り強さ
- あっさり:切り替えが早く引きずらない
- 反骨精神:強者に立ち向かう不屈の心
- 従順:命令に素直に従う従属的性格
- 献身的:自己犠牲を厭わず尽くす
- 利己的:自分の利益を最優先する
その他キャラ付け
これまでの性格パターンに当てはまらないものを分類しました。個性的でクセのある性格が揃っています。
- サディスト:他人の苦しむ姿に喜びを感じる
- マゾヒスト:自分が苦しむことに悦びを感じる
- 中二病:特別な存在に憧れる厨二的思考
- 老成した子供:年齢不相応に達観している
- 子供っぽい大人:いい歳して幼稚な面がある
- 食いしん坊:食べることが何より好き
- 守銭奴:お金に執着し節約家
- 浪費家:金銭感覚がなく散財する
- 潔癖症:清潔さに異常なこだわり
- ズボラ:だらしなく片付けられない
- 常識人:バランス感覚に優れた普通の人
- 変人・奇人:常軌を逸した独特な人物
- 保守的:伝統や安定を重視する
- 革新的:変化を求め新しいことに挑戦
- エモーショナル:感情的で情に厚い
- ロマを抱く者:冒険やロマンを求める
- 安定志向:平穏な日常を望む
- 独創的:オリジナリティを重視する
- 模倣型:他者を参考に学ぶタイプ
- 飾らない:ありのままで素直な人柄
【創作】キャラクターの性格が決まらない時の考え方
ここからは、小説や漫画でキャラクターの性格を決めるときにどう考えればいいのか解説していきます。
- 決まらない時の考え方
- 性格のバランス
決まらない時の考え方
キャラクターの性格設定が決まらない。そんな時に試してほしいアプローチ方法を解説します。
- 役割から逆算
- 対比で際立たせる
- 実在人物をモデルにする
- 欠点から考える
このキャラが物語の中でどんな役割を担うのか、役割から考えると自然にぴったりな性格パターンが見えてきます。
主人公が熱血漢ならライバルには冷静で理論的な性格のキャラクターにするのも漫画では定番ですよね。対比することでそれぞれのキャラが立ちます。
実在する人物をモデルにするのも効果的です。性格をきっちり決めるよりも「織田信長っぽい」という曖昧な設定のほうが個性的になることもあるんです。
性格のバランス
複数のキャラクターが登場する作品では、全体の性格バランスが重要になってきます。
主人公やヒロインなどメインキャラ全員「熱血漢」だったら、もはやギャグ漫画になってしまいます。
勢いはあるけど会話が成立しなかったり、展開がワンパターンになりがちですよね。
似たような性格のキャラばかりでは、それぞれの個性が埋もれてしまうんです。
そこで対照的な性格を配置してバランスをとるようにしましょう。
- 熱血漢の主人公には、冷静なツッコミ役
- 真面目な優等生タイプには、自由奔放なムードメーカー
- 無口で寡黙なキャラには、おしゃべりで明るいキャラ
このように対照的な性格を配置すると、キャラ同士の会話に自然と化学反応が生まれます。
性格が違えば一つの事件に対する対処法が異なるので、シーンごとに活躍するキャラが変わって飽きさせない展開が作れますよ。
【創作】キャラクターの性格テンプレ一覧:まとめ
今回は、小説や漫画などの創作で使えるキャラクターの性格テンプレート一覧をタイプ分けして解説しました。
キャラクターの性格設定は、物語を動かす土台となる重要な要素です。
テンプレート100選を参考にしながら、役割から逆算したり、対比を意識したり様々なアプローチで理想のキャラクターを作り上げていきましょう。
バランスよく様々な性格を配置できると、化学反応が生まれて物語がどんどん面白くなっていきますよ。

