小説執筆は自己満足が原動力になる理由!読者満足につなげる方法

小説執筆は自己満足が原動力になる理由!読者満足につなげる方法

小説を執筆するきっかけは、たいてい「こんな話が書きたい!」という自己満足から始まります。

でも、そこから読者満足へ広げていくことで、小説を書く楽しみも可能性も増していきます。

この記事では、小説執筆は自己満足が原動力になる理由、読者満足につなげる方法について詳しく解説していきます。

自己満足を大切にしながらスキルを磨き、多くの読者に響く作品を生み出すコツを学びたい方にぴったりの内容です。ぜひ最後まで読んで、自分の執筆スタイルを見つけてみてください。

目次

小説執筆は自己満足が原動力になる理由

小説を書くときって自分が好きな物語を自由に作れるから楽しいですよね。実は、その「自己満足」という気持ちが、執筆を続けるための一番の力になるんです。

三雲ハル

「物書きラボ」では読者を楽しませるための小説の書き方を実践的に解説していますが、自分が楽しめないと継続できません。

まずは小説執筆をもっと楽しく自己満足を活かす方法についてお話しします。

  • 自己満足が原動力になる
  • 書き上げたときの達成感
  • 自分だけの物語を作る楽しみ
  • 自己満足と同時にスキルアップする

自己満足が原動力になる

小説執筆で一番大変なことは何だと思いますか?

面白いストーリーを書くことでも綺麗な文章を書くことでもありません。執筆を続けて完成させることです。

つまり執筆を継続するためのモチベーションが最も重要なんです。そのために役立つのが「自己満足」の気持ちです。

書き手として「自分が楽しめるかどうか」を基準にする。この気持ちは実はとても大事なんです。

小説を書くときに「こんな話が読みたい!」と思うことが、最初のきっかけになる人も多いですよね。

たとえば、あなたが好きな映画やマンガに「こうなってほしかったな」と思う場面があったら、それを元にして自分だけのストーリーを考えることだってできます。

それが楽しいと感じられるなら、それだけで立派な原動力です。

自分が楽しい、満足できると感じることは他の人にとっても面白いと感じてもらえることがよくあります。

まずは「自分が書きたいものを書く」ことを大切にしてみてくださいね。

書き上げたときの達成感

小説を書き上げたときの達成感は、他では味わえない特別なものです。

自分の中にあった漠然としたイメージやアイデアを文章として形にするには、たくさんの時間と労力がかかります。

その努力が実って最後まで完成させたときには、なんともいえない達成感と充実感でいっぱいになりますよね。

また小説執筆を通じて、今まで気づかなかった自分の新しい一面が見えてくることもあります。

たとえば、「こんな表現ができるんだ」とか、「自分ってこんなテーマに興味があったんだな」と驚くこともあります。

この達成感が、次の作品を書こうとする気持ちを後押ししてくれます。一つの作品を完成させることで、「次はこんなテーマに挑戦してみたい」といった新たな目標が生まれてくることも少なくありません。

三雲ハル

小説や文章は書けば書くほど上達していきます。

自己満足で始めた執筆で、身についたスキルは自分の財産として積み重なっていくので、読者を意識して執筆するときにも役に立つのです。

自分だけの物語を作る楽しみ

小説を書く楽しさの一つは「誰にも邪魔されず、自分だけの世界を作れること」ですよね。

好きなキャラクターを作ったり、自分の思い描く世界を描いたりするのは本当に楽しいものです。

三雲ハル

既存のキャラを使った二次創作も立派な小説の1つです。

日常では絶対に起こらないような出来事を想像したり、自分が体験したいことをキャラクターに体験させたりすることで、物語がどんどん膨らんでいきます。

もしファンタジーやSFが好きなら、魔法が飛び交う世界や未来の技術を舞台にするのもワクワクしますよね。

物語の中で登場人物たちが自分の意思を持って動き出して、予想もしなかった展開に進むこともあるのです。

自分だけの物語を創ることで、書き手自身が物語の中に没入して新たな発見や楽しさを感じられるようになります。それが自己満足の醍醐味でもあります。

自己満足と同時にスキルアップする

自己満足を大切にしながら、執筆スキルを磨くこともできます。

前述したように執筆することでどんどん上達していくので、読者を気にして筆が止まるくらいなら自己満足で完成させることが大切です。

そして完成させた小説を何度も読み返してみてください。

「ここはもっとこうした方がいいかな?」と思ったらどんどん修正してみましょう。

また、他の作家の小説を読むこともスキルアップに役立ちます。特に、自分が書きたいジャンルの名作を分析することで、文章のリズムや表現方法のコツを学べます。

自己満足を出発点にしながらもスキルアップを意識することで、自分も読者も満足できる作品を作り上げることができますよ。

ここからは、自己満足から読者満足へつなげるためのコツや考え方を解説していきます。

小説執筆を自己満足から読者満足へつなげる

小説執筆はまずは自己満足でも完成させることが大切だとお伝えしてきました。

でも誰かに読んでもらうことで、より執筆の楽しさが広がっていきます。

ここからは自己満足だけではなく、読者にも喜んでもらえる小説を書く意味を解説します。

  • 読者を意識する意味
  • 小説投稿サイトやSNSで公開する
  • 自己満足と読者満足を両立させるには

読者を意識する意味

小説を執筆するときに読者の視点を取り入れることは、作品の魅力をさらに引き出す鍵になります。

自己満足で小説を書いていても、誰かに読んでもらいたいという気持ちが出てきますよね。

三雲ハル

読者に満足してもらえるとより達成感や充実感が生まれてきます。

そのためには読者がどう感じるかを意識することが大切です。

読者の視点を意識することで、自分では見えなかった問題点や改善できる箇所が明確になります

たとえば、「キャラクターに共感できるか」や「ストーリーの展開が急すぎる」といった点は、自分で気づきにくいものです。

自己満足を土台にしながらも、読者が楽しめるポイントを意識することで、もっと魅力的な作品ができあがるはずです。

小説投稿サイトやSNSで公開する

小説投稿サイトやSNSで作品を公開すれば、自分の小説をもっと多くの人に読んでもらえます。

「小説家になろう」などの投稿サイトには、趣味として小説を楽しむ人も多いので、気軽に公開しても大丈夫です。

まずは自己満足で書いた作品を公開してみましょう。感想を描いてもらえないかもしれませんが、最初はそれでもいいんです。

次はどんな小説を書けば感想を貰えるかな?」と考えることが成長につながっていきます。

さらに、公開した作品が話題になり出版や映像化されるケースもあります。

公開することで生まれる読者とのつながりや成長のチャンスは、自己満足を超えた喜びをもたらしてくれますよ。

自己満足と読者満足を両立させるには

自己満足だけで執筆していたときは楽しめたけど、読者を意識したら途端に苦痛になってしまった。

そう思っている方もいるかもしれません。

でも自己満足と読者満足を両立させることはできます。そのためには自分が書きたいものと読者が楽しめるものの接点を探すことがポイントです。

まずは自分が書きたいテーマや物語を明確にしましょう。それが執筆のモチベーションとなります。

次に読者が楽しめる要素を意識的に加えていきます。

たとえば、キャラクターの個性やストーリー構成の工夫をして「読者が次の展開を知りたくなる」ようにしてみましょう。

つまり「書きたいテーマは曲げずに読者が楽しめる展開にする」ということ。

自己満足で始めた執筆が読者にとっても楽しい作品になると、その達成感はさらに大きくなりますよ。

小説執筆は自己満足から始まる:まとめ

今回は小説執筆は自己満足が原動力になるという話をしました。

  • 自己満足でも完成させることが大切
  • 完成させた達成感が成長につながる
  • 読者目線を意識するとさらに魅力的な小説になる
  • 書きたいテーマでストーリーを読者に寄せる

小説執筆は自己満足から始まることが多いですが、それを出発点にすることで多くの可能性が広がります。読者の視点を取り入れることでより魅力的な作品が完成します。

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この記事を書いた人

「物書きラボ」は、小説の書き方を初心者にもわかりやすく解説するサイトです。既存のノウハウだけではなく私が実践し試行錯誤を重ねた情報をお届けしています。

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