小説を書くとき音楽を聴く?執筆効率を上げるためのBGM選び

小説を書くとき音楽を聴く?執筆効率を上げるためのBGM選び

小説を書くとき、音楽を聴くべきかどうか迷ったことはありませんか?

「集中できるから音楽を流したほうがいい」という意見もあれば「静かな方が作業効率が上がる」という考えもありますよね。

結論から言えば、どちらがいいか正解はなく「自分に合った方法」を見つけることが大切です。

今回は小説を書くときに「BGMあり」と「無音」どっちがいいのか、自分に合った方法を選ぶための情報をお届けします。

目次

小説を書くとき音楽を聴く?無音とBGMありどっちがいい?

小説を書くときに音楽を聴くべきか、無音のほうがいいのか実際のところどちらが正解なのでしょうか?

三雲ハル

私自身、音楽を聴きながら書いていた時期もあれば無音で書いていた時期もあります。
現在は後述する「音楽をスイッチとして活用」する方法に落ち着きました。

その経験を元に、個人的に感じたそれぞれのメリットを紹介します。

  • 無音だと思考に集中できる
  • 音楽を聴くと執筆効率が上がる
  • 音楽を執筆モードのスイッチにする

あくまでも私の経験なので人によって感じ方は違うと思いますが、自分に合った方法を選ぶこと大切なので、選ぶ判断材料にしてください。

無音だと思考に集中できる

音楽を聴かずに無音で小説を書くときに感じたメリットはコチラ。

  • 文章を考えることに集中できる
  • 言葉のリズムを自然につかめる
  • 音楽への依存がなくなる
  • 音楽の切れ目に気を取られない

音楽を聴きながらだとどうしてもBGMに気を取られてしまったり、ふと集中が途切れたときに執筆に戻りにくくなってしまいます。

また、歌詞がある曲を聞くと文章に無意識に影響してしまうこともありました。

そのため無音のほうが小説執筆するときは思考に集中しやすいという効果があります。

音楽を聴くと執筆効率が上がる

一方で、音楽を聴きながら小説を書くときに感じたメリットをお伝えします。

  • リラックスしながら執筆できる
  • インスピレーションが刺激される
  • 周囲の雑音が気にならないので集中しやすい
  • 特定の曲を聴くことでスイッチを入れる

音楽を聴くと集中力が上がったり、創作が波に乗りやすいという実感がありました。

自宅で執筆していても全くの無音ということはなく、外で雑音がするたびに意識が作業から離れることがありますよね。

イヤホンやヘッドホンをして音楽を聴きながら小説を書けば、ふいに鳴る雑音で集中が遮られることがありません。

ただし、どんな音楽でもいいわけではありません。

音楽によっては逆効果になってしまうので、後半の章で解説しているBGM選びを参考にしてください。

音楽を執筆モードのスイッチにする

三雲ハル

私が採用している音楽の使い方がコチラです。

音楽を執筆モードに入るためのスイッチとして使っています。いわゆる「やる気スイッチ」をポチッとオンにする条件付けとして使うのが効果的です。

たとえば決まったプレイリストを流すことで「この音楽が流れたら小説を書く時間」と脳が認識するようになります。

おすすめの方法としては、以下のようなものがあります。

  • 執筆前にテーマソングを決める
  • 毎回同じアルバムやプレイリストを流す
  • 音楽を聴いたらすぐに執筆を始めるルールを作る

このように音楽をスイッチにすることで、すぐに執筆モードに入れるようになりますよ。

そのまま筆が進めば音楽を流したままでも良いですし、集中モードに入るために途中から無音にするのもありです。

小説を書くときの音楽の選び方!執筆がはかどるBGMはどれ?

小説を書くときに音楽を聴く場合、どんなBGMを選ぶと執筆がはかどるのでしょうか?

ここからは作業効率を上げるための音楽の選び方をお伝えします。

  • 歌詞ありは邪魔になる
  • クラシック音楽
  • 自然音BGM
  • 映画やゲームのサントラ

それでは、詳しく見ていきましょう。

歌詞ありは邪魔になる

歌詞ありの音楽はおすすめできません。

どうしても歌詞を追ってしまったり、お気に入りのフレーズを頭の中でリピートしてしまいます。

小説を書くときは、どんな文章表現をするか常に考えているので歌詞があると言葉が混ざりやすく集中できなくなります。

そのため歌詞がないインストゥルメンタルの曲や洋楽を選ぶと良いですよ。

クラシック音楽

作業用BGMとして定番なのが「クラシック音楽」です。

クラシック音楽は、執筆中の気持ちを落ち着かせてくれる効果があります。

学校や会社のオフィスなどでBGMとしてモーツァルトを流している所もあるそうですよ。

執筆に集中したいときは、ぜひクラシック音楽を試してみてください。

自然音BGM

小説を書くときに集中しやすい音楽として自然音のBGMもおすすめです。

たとえば、以下のような音があります。

  • 雨音
  • 波の音
  • 鳥のさえずり
  • 焚き火のパチパチする音

人工的な音と違ってテンションをアップさせるのではなく、ナチュラルに集中できるようになります。

YouTubeで「自然音」と検索すれば作業用BGMとしてまとまっている動画が投稿されているのでそれらを活用しましょう。

映画やゲームのサントラ

映画やゲームのサウンドトラックも小説を書くときの音楽としておすすめです。

これらの音楽は「物語を盛り上げる」ことを目的に作られているので執筆作業にぴったりです。

壮大な世界観を作り出すのにぴったりの音楽ですね。

自分が好きな映画やゲームのサントラを選んでみてください。

小説を書くときの音楽:まとめ

小説書くときに音楽を聴くべきか、BGMありと無音それぞれの効果を解説しました。

私の個人的なおすすめは、音楽を執筆作業に入るスイッチとして活用する方法です。作業中に聴く場合は歌詞なしのほうが効率が上がると思います。

今回紹介した音楽を試してみて、自分にあった方法を探してください。

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この記事を書いた人

「物書きラボ」は、小説の書き方を初心者にもわかりやすく解説するサイトです。既存のノウハウだけではなく私が実践し試行錯誤を重ねた情報をお届けしています。

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